記憶とはいかに曖昧なものか、犯人の面通しでこの人に間違い有りませんと断言しながら、少し違っていたかもしれません。に変わり別の人でしたと言う証人も居る。
また逆で新犯人であってもヤッテいないと巧みに嘘を言い続け次第に自分は本当にヤッテいないと思い込む様になる。
記憶は感情の保存から発展したものと言われている。昔猿だった頃に危険な目に合う事や食事等を学習する事から発展して行ったと私は聞いている。始めに悪い事をしていても次第にそれが悪い事と思わなくなる。何でも全て慣れが支配している勉強や学習や始めの頃辛いと思っていても毎日毎日となるとそれが嫌だと感じなくなる経験はあるだろう。
よく過労で夫が死に遺族が重労働を理由に会社を訴えるケースがあるが重労働では本来人は死なない零細自営業者の方はわかると思うが経営者は従業員の数倍働く従業員が帰ってからも仕事は山ほどあり休日だってあって無いようなものだ。私の患者さんの婿さんの話を聞いたが食事をするのも自分で忘れて居るほどで帰って来るのは日付が変わってからだ。そして朝早く出勤して、その繰り返しで義理の母に当たる患者さんが体の事を心配していた。でも大丈夫だった。
前向きな人は俗に仕事に乗っているので重労働jを感じないでこなせているのである。
今日もラジオで今度入った女子大生が「あん~こんなに仕事したら早死にしちゃう」なんてのが居るんですよ心の中でこの子に言ってやりたいとのハガキの投書であった。何らかの上司か上下関係に有る立場らしい。パーソナリティの南野 洋子さんは皆のモチベーションも下がるし言ってやった方がいいんじゃないですか(-_-#)との事だった。
昔ホテルニュージャパンが火災になった時の捜査書類を捜査講習に若い頃進んだ頃見せてもらった。実況見分調書は物凄い量でその当時は手書きであるから、不眠不休の大変な作業であったと書類を見ただけで想像する。なんでそんな話をするかと言うとその時の担当係長がネクタイでトイレで首を吊って自殺したそうだ。大変なプレシャーも有っただろうが自殺する事でその後の書類は他の人が作らなければならないし後の人は残された仕事をやり遂げた訳である。
辛いと思い始めると辛くなる「あ~もう夜の7時か あ~12時を過ぎてしまった 今日も徹夜か」等など仕事をしながら仕事以外の辛い方ばかりに感情は向き始めそれに呑まれていって自殺する。
よく家族は「夫は毎日休みもなく管理職の重責で疲れきっていて鬱状態でした」と自殺した理由を裁判所に言う。別に会社も使い倒して殺すまで働かすつもりもなかったし訴えられる事で大きな損失を被る。他の人にそこまでなら引き継げば良かっただけなのだから。耐性のある人はいる。人間関係関係でも聞き流せる事が出来ていつもニコニコしている人もいれば一言に対して攻撃性を持つ者もいるし環境が全てではない。
私の提案する心の科学性を理解していただかないと大きな誤解を生むもちろん亡くなった方や残された家族の方を思うと悲しいし私が心に光を差し伸べる事が出来ればと思う。
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