2009年10月8日木曜日

オペ室

柔道整復師であるので病院に勤務していた頃オペ室の足持ちと称して患部の固定役係を交代でやららせていたがこれは勉強になった。
助手は看護師が行うのでひたすら固定だけをするが足等はかなりの重さがありこれを手術終了まで動かさないで耐えているのはかなり辛い事であるが、患部の病変は目の当たりに見る事が出来た。

医師である古典に長けた家本 誠一先生が素問霊枢に拘ったのは昔は解剖をして臓器を観察して実際に血管の中に竹ひごを通してルートや長さを確認したり、解剖したが。難経になってからは解剖は認められなくなり人は動物から離れて人間であり哲学中心になりすべてを五行や陰陽で解するようになった。その時代の様子を何かの本で読んだが孝行息子が自分の母親が口から虫を出して死んだ事から腹を切ったら死罪を言い渡されたと、の内容だった。
何でも鍼灸で治すと言い張る人癌、捻挫で腫れている足でも鍼だけで良いといい、固定等必要ないそうで、足の各支持靭帯の名称すら覚えてないし興味が無い。原因作用も分からない。ただ径を治療すれば治ると言い張る。
どこを刺すのかと尋ねると解谿を刺して胃経を治せば良いと言ったある団体の学術担当をした人の例である。これで良いのだろうか。

私なりに死人を扱い病人を扱いしてきた結論は人体は魂の入れ物器であり中国では人体は魂の入った糞袋と呼ぶが、糞袋には動物であって生物学的な見地が必要である。
魂に関してはどんどんと哲学なり宗教的な観点からも更なる追及をしていくのが

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