私の知っている先生で日高先生と言う先生がいる、以前は300人位一日に来院患者が来るほどで込み方も相当だ、その先生に電話をするのは忙しい事を知っているだけにいつ電話したら良いのか躊躇して、休憩時間帯だと疲れている体を休めさせてあげたいし、仕事中だと忙しいとどちらにすれば良いのか迷う。
迷って仕事が始まる時間を見計らって電話をする
私「すみません、今大丈夫ですか」
日高「大丈夫だよ、なに~どうしたの~?」
と言う会話から始まる何時電話しても同じ対応である。電話口の反対側では物凄く忙しくて大変な混雑ぶりであるのが分かっていても絶対にいつも同じ対応である。よく相手の話を聞いてくれる。
業者の人から聞いた逸話であるが接骨院に間違い電話がかかって来た。その時先生は
「そう、ちょっと待っててね」と言って電話帳を取り出して電話番号を調べてあげて教えてあげたそうだ。
その間混雑している患者さんは待たされる事になるが、その様子を見ていてこの先生はいい人なんだな~と思うと話題になった。
昔私が開業する時「僕のアドバイスなんだけど僕たちは接客業なんだから」と親切に教えてくれたのを今でも覚えている。
鍼灸の知人でこれとは反対にそんなに忙しい院では無いのだが「今治療中だから、後後」と言ってプッっと切られてしまう先生もいる。その後に電話をかけ直してくれるが。暇な院ほどこの様な傾向にあるかもしれない。
「忙しい」という漢字の左側の部分は、りっしんべんと呼びます。 りっしんべんは、もともと「心」を意味する 心を亡くす事であり、どんな状況でも優しさを持ち続けられるかが先生の人格なのだろう。
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