人それぞれ特性があり患者さんに好かれる先生がいる。私が昔荒川名倉病院で勉強させてもらった時に柔道整復師がかなりの人数勉強のために働いていた。その中で酒匂先生というまだ若い先生が居た。沖縄県出身でいかにも沖縄の顔立ちをしていたが、大変患者さんに人気があった。お年寄りの患者さんは酒匂先生にしてもらい為に順番を待っていた方もいたが、酒匂先生は大変に無口な先生でオーバーに言うなら患者さん皆が酒匂先生にしてもらいたと思っていても口には出せないし、先生も他の先生の手前わざとぶっきら棒な態度で接していたが根が優しいのを患者さんも感じるので人気があった。
交代でオペ室に助手として入るが酒匂先生がオペ室に入る時は先生しかしてもらわないと決めていたお年寄りは室長が放っておいて誰も何もしないで可哀そうな状態であった。
ただナパゲルンかセクターの軟膏を何こすりか患部に擦り込むだけの事だけであるが。それでもそれだけの差が出る。先生はよく室長(柔道整復師の中で長)から仕事上よく怒られていたがきっと今では大成してるのではないだろうか?
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