太極拳は一頃のブームが去ったとはいえ、かなりのサークルや会が一杯にあります。
私の流派は「揚名時健康太極拳」であるが、もう一つ普通の揚名時太極拳から見ると「武術太極拳」も練習している。
揚命時と普通の太極拳とは大きな違いがあり、太極拳側から見るといったい何をやっているのだろう?と思うかもしれない。私なりにこの件を考察してみると、かなり昔日中国交回復で太極拳が伝わった時に簡化24式が作られた時に揚先生が関与したそうです。
昔は太極拳が伝わった時には現在の太極拳でいう誤った動作をなぜか教わったと創成期に教わったと古い方は言います。
たぶん簡化24を編纂する際に皆が出来るように簡単にしたのではないだろうか?そう考えると揚命時太極拳はその当時のまま固定した流派であり、超簡単太極拳です。その為会の平均年齢は他の会派に比べて非常に高齢者の集まりで、若い方はどうしても48式や陳や剣や扇など太極拳をより色々と学びたい為他の会派に行かれてしまう。
しかし24式しかしない事にこだわった揚命時太極拳は誰にでも出来る、高齢者でなかなか新しい事には覚えるのが難しい方には適していると思う。揚命時の動きは太極拳に比べて簡単であり、体に負担がかからない、普通24太極拳は約4分少しですが揚命時では8分位でしてます。
揚命時先生は10分をされてたそうです。これだけ遅いとどうしても覚えられない方でも横の人を眺めながら皆一緒にする事ができます。たとえ間違っていてもたいした問題ではないのです。
揚命時師範を見ると皆さんがそれぞれ違った動作をしてます。
これは揚命時ぐらいでしょう。
同じ動作が前提の会の指導の人は皆が金太郎飴のごとく同じ動作ですが、同じ会派の中では24式ぐらいは同じはずがこの時点でもバラバラです。最初の頃は違和感がありました。
もう一つ参加してる普通の太極拳が北京体育大学の教え方を基本にしてますが。これも教授によってかなり違う事を知り同じ北京体育大学を基本としながら会派によって動きは同じなのですが、解釈によってかなり動作に違いがあります。
中高年や高齢者に48式は必要なのか?その時集まって健康体操が出来ればそれでいいのではないだろうか?高齢の方を見ていると24までは何とかついてこれるがそこから新しいのは覚えきれてない方が多い。多く覚えたから健康になる訳ではないし。
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